カラハリの夜明け - Masa a Kgalahadi: Dawn of Kalahari -

ボツワナにJICA SVとして派遣される記録

時間ぎりぎり

いつも時間ぎりぎりにならないとやらない(やれない)人なのですが、今回は早めに動くように心がけているつもりでも抜けが出てしまいます。

9月2日からカンボジア旅行に行く予定なので、9月9日までに提出しなくてはいけない各種書類は9月1日が締め切りということになります。
そんなに多くないよね…と思っていたのですが、紙でもらった資料にはあまり書いていないのですが、Webサイト上に資料があって、実はたくさん書類を出さなきゃいけません。

www.jica.go.jp

例えばパスポートのコピーとか、戸籍抄本なんかも公用旅券取得に必要になりますし、手当としてもらえる月55000円の申請書類とかもあります。先日、記事にした肝炎の抗原抗体検査なんかも事前提出資料です。
面白いものだと履歴書情報みたいなのを外国語サービス会社に提出します。そこで翻訳した英文履歴書を派遣先に送って正式にアサインをもらう流れのようです。

現職参加とか、仕事を辞める人はその辺の手続きも必要になるのですが、僕の場合は2月に退職してからJOCVを知ったぐらいなので、無職オブ無職状態なので、怖いものなしです。

戸籍抄本が必要というのを知ったのが最近だったので、戸籍登録地が遠方にある私は親に取りに行ってもらいました。明日届いたら封筒にいれて、他の資料と一緒に送付したら完了です。

ところで、今の我が家にはプリンターがありません。スキャナぐらいは欲しいのですがスキャナもありません。
資料のプリントアウトはUBSメモリにPDF化したものを入れて、近所のコンビニに行って印刷しています。ネットプリントを使うともう少し便利なんですが、一枚の印刷単価が倍になるので、自分の資料を自分で印刷するような用途だと僕はメディア持ち込み印刷です。PDFじゃないと対応していないのがネックですが、最新のレーザープリンターで印刷できるようになった現代のテクノロジーには大いに感謝しております。

 

事前準備というと、他にも青年海外協力隊講座というネット学習(各単元でレポート提出あり)やHIV問題やジェンダー問題、また語学のe-Learningもあったりしますが、僕の場合は訓練言語が英語で、要求レベルを満たすことができているのでe-Learningは免除になっていたりして、かなり余裕があります。
青年海外協力隊講座は例えばこんな内容、

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この事前学習講座が分かりやすい内容で、特にJOCVに直接かかわっているわけではない部分なんかは一般の人もやったらいいのにと思わされるような良いものが多いです。
JICAの派遣予定者として登録しないとみることができないので一般の人たちには残念ですが、僕は楽しみながら何度も見ています、ってか物覚えが悪くなってるだけなのかもしれません。

提出書類は、自分が合格する前から、前の派遣隊次用のテンプレートがWebサイトから見る事ができますので、1次合格をした人はWebサイトから資料をDLして印刷して準備をしておいた方が良いかもしれません。

 

ところで戸籍登録地ってどういう意味があるかご存知ですか?
・住所がふってある場所ならどこでも良い
・住んだことが無くても、縁も所縁もないと事でも問題ない
・同じ住所に何人の戸籍が置いてあっても構わない
戸籍地ってのは戸籍を管理するための記号の意味しかないんですよね。
ところがこの戸籍地ってのはどんなに移しても移してきた歴史を見ることができてしまうので、いわゆる差別問題に繋がってしまう問題をはらんでいます。
僕は戸籍地の過去をたどれる回数に制限を加えたり、過去6年とか12年までとか制限を設けてしまえば、出身地差別の根拠が消えてしまうので、なんでそうしないのかが不思議でなりません。
当たり前ですが、出身地で人を差別するような社会は途上国ですので、日本は未だに途上国の部分を抱えているともいえるのかもしれません。関西と関東でも温度差が大きく違うので、自分事として話をしてみる機会をもってみても良いかもしれませんね。