南部アフリカ自転車事情
南アフリカにはロードバイクチームもあるし、MTBチャンピオンもいた。
日本で2015に開催したSSWC(Single Speed MTB World Championship)にも南アフリカから来てくれたライダーがいた。
ボツワナはどうだろうか? お金持ちがいるのは分かっているので自転車乗りもいるはずだ。MTBで走るには天国だろうし、ロードバイクもきっと楽しいに違いない。
そんな疑問を抱えて、小田原のバイクショップ「Cycle Days」を訪問してきました。
店主の佐々木氏は数年前に単身でナミビアへ渡り、ナミビアナショナルチームの育成に東奔西走されていた方です。
Green Trail | 自転車が世界を救う!? スポーツサイクルのwebマガジン
JOCVナミビア隊員だった友人のI氏に教えてもらったのですが、彼のブログはなかなか滅多に無い経験でワクワクします。
南部アフリカの自転車事情、ナミビアのMTBレースやロードバイクトレーニングなど、貴重なお話をさせていただきました。
ボツワナの観光コンテンツにMTBを導入できたら良いなと考えております。
退所式 訓練所 Day35
SVの楽しい訓練所生活が終わりました。
★本日の国旗はマレーシア。
退所式ではSVを代表して謝辞を詠ませていただきました(あえて詠むで)。
2016年度3次隊シニア海外ボランティア修了式 | 2016年度 | トピックス | JICA二本松 - JICA
JOCVの訓練合宿はもう35日残っていますが、SVは年齢故に(?)抱えた生活課題が多様なので、半分の35日目で退所となります。これから1か月間、JOCVが訓練所で研修している間は、それぞれの場所からWebミーティングを利用して個別語学訓練が続きます。
★語学クラスのクラスメートたち
この訓練所生活は久しぶりの合宿的生活でした。
一人ではなく、社交的な人たちと食べる食事は何ものにも代え難いのだと改めて感じました。孤食が常態化している今の自分に危機感を感じています(笑)。
退所式ではSV代表の謝辞を読ませてもらいました。押さえるところは押さえつつも、若さ(青春)をアピールし、愛の輪を伝えることを意識しながら、JOCVの人たちにも笑ってもらえるようにしたつもりです。
家に戻ってみると、母がいました。
夕食を食べながら、訓練所生活の話をしていたら涙腺がゆるんでしまいました。
みんなに支えられて生きていること、国民の血税という重責を負っていること、たくさんの恋をしたことを思い出してしまいました。
★タクシーに乗るまで、最後の時間
語学や派遣にまつわる心得など、派遣先に行くための訓練でしたが、二年後に帰ってくるまでがJICAボランティアの責務だと思っています。
例えば1年に600名程度の海外協力ボランティアが途上国に派遣されます。統計的にはその中の1-2名が命を落とすことになっています。この数字を0にする。そのための訓練だったのだと私は理解しています。
★無事カエル
私たち2016年度第3次隊は約2か月後に出発になります。訓練中にもタイ国王崩御、エチオピアで緊急事態宣言、トルコやバングラデシュでは反体制派への弾圧が続いており、途上国事情はキナ臭い状態が続いています。
だからこそ、繰り返しになりますが、健康と安全を第一に、2年後にもう一度笑顔で大きなハグを交わせることを強く強く願っています。
Pula!!!
自動車輸出を検討する(第2回目)
本日は交通安全の講座。
JICAの交通安全対策顧問と自動車整備顧問による講演でした。自動車整備顧問ならボツワナで良い車に乗る安い方法を知っているかもと思い、講演終了後に声をかけたところ即答で「日本から持っていくのがいいよ」とのことでした。
実は現在の愛車を持っていくことは一時期検討していたのですが、元が安い車だけに現在の中古車価格が20万円ぐらいでしょうか。輸送費の方が圧倒的に高くつくので諦めておりました。
しかしランクルなどに乗るのであれば、顧問の言われる通り、中古車両価格が格安な日本で買って輸出した方が圧倒的に安上がりだと気付きました。
ああ、時間がないのに、どんどんタスクが増えていきます。
蚊取りボトル 訓練所 Day24
環境教育をやる予定になっている訓練生による自主講座「蚊取りボトル制作」に参加してきました。
実際は2Lとか大きめのボトルでやるところですが、実習なのでスケールダウンして実施します。
配られたマニュアルには材料が書かれています。
お湯 100ml
砂糖 25g
ドライイースト 1.25g
もちろん、これでは訳わかりません。
しかし、これは主催者の意図したものでした。数字で示されても分からないから、分かる単位でやりましょうというもの。そのために、あえて分からない数字で示すという手法です。
「わからーん」と言ったら修正版がやってきました。
お湯 カップ半分
砂糖 スプーン2杯
ドライイースト ティースプーン1杯
ペットボトルを上の方で切って、材料を入れて、ひっくり返して、ガムテープで止めて、暗くするために新聞紙を巻いたら完成です。
発酵まで1日待って、2週間ほど効果が続きます。
今回は実習のみなので作った発酵液は捨ててしまいましたが、この蚊取りボトルによって、フィリピンでは蚊による感染症被害が55%減ったそうです。
Y&R Philippines / Maynilad Water / Dengue Bottle on Vimeo
雨の多い南国では蚊に刺される事で数万人が命を落としていると言われます。
蚊取りボトルは一軒でやるのではなく、地域で面として一斉に取り組むとより効果的です。
最後に配られたマニュアルを添付しておきます。
是非とも試してみてください。