カラハリの夜明け - Masa a Kgalahadi: Dawn of Kalahari -

ボツワナにJICA SVとして派遣される記録

ボツワナ大統領 アフリカ諸国外遊 コモロ連合訪問

最近、はてブロ更新していないよと指摘があったので、もう少しなんとかしなくちゃと思っていたこちらでも情報発信していきます。

BWgovernment - His Excellency the President of the...

コモロ連合を訪れたボツワナ大統領の様子がFBでストリーミングされていたけど、回線事情が気になります。ボツワナはFBが主で公式ホームページはサーバーダウン、ウイルス感染などで繋がりにくいうえに、繋がっても欲しい情報にたどり着けなかったり、たどり着いたと思ってもファイルがありませんとエラーメッセージを返されたりするわけです。そこでボツワナの最新事情を知りたい人はFBのBWgovernmentをフォローするわけですが、その更新内容がボツワナらしくゆるいです。

さて、独立からしばらく荒れていた(1999年までクーデターが発生しており、この時の軍政アザリ大統領から2回大統領が変わっていますが、現在は2度目のアザリ政権のようです)ことで、アフリカ最貧国の一つらしいコモロ連合マダガスカルが近いだけにバニラなどの農産物を作っているようです。マダガスカルのバニラが高騰しているのでチャンスなのか、それともコモロのバニラはマダガスカルの中に入れられているのか気になります。
 日本で行われた外相会談では産業化による自立支援を約束したようですが、発展に必要なのは約束を守ることが最初です。その次に品質と顧客満足かな。
歓迎の楽団があまりにもおそ松さんな感じなのは、人口が少ないってことだけじゃなく練習が足りていないんじゃないかなと思ったりもします。そういう小さな部分が改善されていくようになったら夜明けが近いのかもしれません。

f:id:masataka2600:20180508213017j:plain
(写真はボツワナ政府FBページより)
今回の外遊はマラウイセイシェルコモロ連合を回ってくる旅路のようですが、どんな成果をあげて帰ってくるのか、単なる表敬訪問なのか気になります。

 
アフリカでは優等生のボツワナですが、それもダイヤモンドマネーがあってのこと。JICAが推進している「産業の多角化」という目標はどうにもこのダイヤモンド依存が無くならない限りは始まらないのではないかという懸念を私はしています。立ち上がりたい、変わりたいと思っていない人を変えようとしても無理。
ボツワナの場合は知識ではよく分かっているのだと思いますが、市民に危機感がまったくないのが大きな問題です。
 
海外に行く時に渡航先を調査すると思うのですが、外務省の情報は確認していますか?
私の場合は日本の外務省とアメリカCIAあたりは必ず確認するようにしています。途上国旅行は楽しいですがリスクも高いですから、どうやってリスクを取っていくのか、考えて行動しないといけません。