カラハリの夜明け - Masa a Kgalahadi: Dawn of Kalahari -

ボツワナにJICA SVとして派遣される記録

友好旗ピンズ

国内業者を探してみたり、ボツワナ大使館に問い合わせてみたものの見つからなかった「ボツワナ×日本」友好旗ピンズ。

無ければ作ってみようという事で色々検討したところ、型から作る国内メーカーは高すぎる。

中国メーカーは安いが信用して良いかどうかの検証が面倒くさい。

そこで見つけたのがこちらのサービス

Crossed Flag Pins Friendship Pin Flags

ボツワナ×日本友好旗ピンズを100個作って送料込みで2万円ぐらい(為替レートによる)でした。

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作っているのが中国だろうがドイツだろうが、注文先がドイツでクレジットカード決済もできるのはありがたい。

注文したら、すぐに作成開始の連絡が入り、リマインドメールも何度かあり、問い合わせにもきちんと対応してもらえた。

納期は年末を挟んでいましたが1ヶ月弱、だいたい3週間でした。

 

ボツワナに行く仲間や友達にほぼ原価で譲って、残りはボツワナで大切な人に差し上げたりするお土産になります。

 

ところで旗の並びにプロトコルがあるって知ってましたか?

外務省: グローカル外交ネット:海外のお客様を迎えるために:プロトコールの基本

これを読んだのでボツワナを左にしたのですが、おそらくボツワナの人は誰も気にしないはず(笑)。

荷造りは大変 出国まであと4日

国(航空会社)によって、手荷物の無料分が決められています。

私たちが利用する南アフリカ航空は23kgの荷物が2個まで無料。

自分は自転車を持ち込む予定なのでオーバーサイズのスポーツグッズを追加1個で2万円。

それ以外に冬の装備などは船便で送ることに決めた。大雑把に飛行機持ち込みとEMSは2万円、航空便は1万円、船便は5千円といったところ。

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23kgの荷物を3つも手荷物で持って行くのは現実的ではないので、2つは空港までの宅配サービスを利用するので、明日の集荷に間に合わせて荷造りを済ませた。どちらもちょうど23kgぐらい。

23kgって重たいのだけれども、以外と入らない。特に自転車は特殊工具も持っていこうとしたら簡単に重量オーバーしたので工具は別便にした。

 

さあ、まだまだ荷造りは終わらない。

ワクワクと不安と

5月の春募集締切に何とか間に合わせて、一次選考(書類審査)が終わるまではドキドキしていました。

その後、面接で自分は落ちるわけがないと思っていたので、ドキドキはここまででした。

一応、説明しておきますけど、私は人とのコミュニケーションが好きで、よく喋りよく聴きます。日本に限らず面接やプレゼンテーションをやっている事もあって、面接で躓く事はほとんどありませんでした。なので書類審査を通れば面接ではどんなことを聴かれてもきちんと答えられる自信がありました。

 

そして二次審査の通過通知をいただき、二本松の訓練所に行き、自分が持っていたのはひたすらポジティブなワクワク感でした。

 

数日前から、不安感が少し出てきています。

その正体が何なのかは分かりませんが、不安感が無いというのは嘘だと思ったので、記録しておくことにしました。

 

行けばどうにかなる。そう思っています。

でも、あまりにも準備が足りないような気もしています。

気合いを入れすぎると、ギャップで心を病むので、適当に抜く必要があります。

ワールドクラスのラリードライバーも全開走行をする時は緊張で操作を誤らないように口をポカーンと開けて運転をしますが、今の自分に必要なのは理屈で口を開けていけるそんな感じだと思います。

 

意外とナイーブなので、自分の弱さと向きあって、抜き方を意識する事はとても大切です。

 

公用旅券

ここのところ不在で受け取れていなかった公用旅券と飛行機のチケットが届きました。
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公用旅券は日本の政府公用で海外渡航する際に使う旅券で、一般的な旅券と色が違います。具体的には一般旅券5年が紺、一般旅券10年が臙脂、公用旅券が松葉色(深緑)です。これ以外に外交特権をもつ外交旅券というものがあり、焦げ茶色の旅券になります。

JICAのボランティアも国の任務でボランティアになりますので、公用旅券になります。
一般旅券ももちろん大切なのですが、公用旅券は命の次に大切だと思えとJICAでは教育を受けました。公用旅券=公人なので影響力が大きいということと、JICAは外務省そのものではないことから、気をつけろという事なのでしょう。

 

僕がもらった旅券の官職には

SENIOR VOLUNTEER, JICA

と書かれています。がんばってきます!

 

JICAボランティアでもJOCVの旅券には渡航先が記載されており、記載されていない国への渡航は禁じられています。SVの旅券には

THIS PASSPORT IS VALID FOR ALL COUNTRIES AND AREAS

と記載されており、渡航制限がありません。

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これは大きな違いだと思いますが、任国外旅行でもそれほど遠い国や治安の悪い国に行く予定はありません。

しかしボツワナのJOCVは、隣国のナミビア渡航することが禁じられています。ナミビアのJOCVはボツワナ渡航することが可能です。同じような非対称性がラオスカンボジアなんかでもあります。ラオスからはカンボジアに行けない。

この渡航可能国の決まりについてはどのような経緯で決まっているのか、私は知りません。謎です。

 

旅行会社を通じて旅券やビザ、航空券の手配をすることがあまりないのですが、届いてみると至れりつくせりで、旅行代理店って便利ですね。

 

出発まであと2週間、まだ荷物はパッキングできていません。

環境問題の根

先日、横浜市長表敬訪問時にもらったPETボトル詰めの水。

アジア開発銀行の年次総会記念ラベルなのだが、その下を見ると違和感を感じる。

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ボトル詰め水が不要な国で、ボトル詰め水を製造させ、流通させる事が炭酸ガスの排出に他ならないわけではなかろうか?

 

そもそもカーボンオフセットのためにビン詰め水を使うのはどうなんだろうか。

炭酸ガス排出権取引の仕組み自体が、省エネに向かわせるのとは逆行した取り組みになってはいないだろうか。

 

僕は水道水が飲める国でビン詰め水を買うことにはいつも罪悪感を覚えます。

 

環境問題はいつも根となる問題と、今を同時に考えなければいけない。