カラハリの夜明け - Masa a Kgalahadi: Dawn of Kalahari -

ボツワナにJICA SVとして派遣される記録

訓練所 Day1

なぜか夜に眠られず、仕方ないので少し早い時間に家を出て二本松に向かった。

昨晩の台風による雨風でギンナンが大量に落ちて、独特な匂いを撒き散らしていた。

渋谷から宇都宮線で大宮に出たらここからは新幹線。

こまち車両に乗るのは久しぶりだ。

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ねむい。

郡山で乗り換えようと在来線プラットホームに行くと、ガーメントバッグと大きなカバンを持った人を発見、声をかけるとやはりJOCV訓練生でした。次の電車が来るまでおよそ1時間、この辺りは流石は田舎です。

 

二本松駅に到着すると改札に「ようこそJICA訓練生のみなさま」という横断幕を持った方たちに出迎えられました。

大きな声で「こんにちは」とあいさつしました。

ちょうど町のお祭りなので、臨時バス停に向かう。駅前にはセブンイレブンがあり、ここで現金の引出しや最後の買い出しができます。

今後は日曜日しか町に下りられなくなるので念のため現金を少し確保しておきました。

 

お昼ご飯はB級グルメ選手権で金賞を取ったという「なみえやきそば」。

うどんのような麺ともやし、厚切りの豚肉がたっぷりで、量も多めでした。セットメニューとかにすると食べきれないかもしれないので注意が必要です。

杉乃家 - 二本松/焼きそば [食べログ]

 

500円で乗車券を購入してバスに乗り込み、15分ほど山坂道を揺られ、岳温泉を抜けてしばらく行くとJICA二本松に到着です。

ホールで宿泊棟の鍵をもらい、荷物を置いて着替えたら講堂に集合して名札や資料をもらいます。

部屋には大使館でもらって来た観光マップを貼って気分を盛り上げます。

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初日はいわゆるプレガイダンスで、覚える事がいっぱいあって、正直覚えきれません。

スケジュール概要、語学訓練について、施設の使い方、予防接種について、食事について、etc。

とても細かい親切な時間割がもらえますので、あまり心配はいりません。

所内アルコール禁止などの細かい注意がありますが、特におかしなルールもありません。

食事もきちんと管理されたメニューで充実しております。

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洗濯機も毎日使えますし、衣類乾燥室もあります。クリーニング業者も週に二回来てくれるそうなので、衣類の荷物は減らせるでしょう。

夜のガイダンスが終わると、前任者らの置いていった物の配布会が体育館で行われました。

シャンプーなどはかなり余っています。洗濯物ハンガーやスリッパ、コピー用紙など文房具の類も少し調達できましたが、全員分があるわけではありません。

自分が持って来て良かったと思ったのはナルゲンの水筒とティーバッグ。ティーバッグは気持ちを盛り上げる意味も含めていつも飲んでいるルイボスティーにしました。

それとスタバなどで買えるような蓋つきタンブラーがあると講義時に困らないかもしれません。

JOCVが70日、SVは35日の訓練合宿が始まりますが、能力を引き上げるための訓練ですので、真面目にやれば、特に問題は無さそうです。

小さな居室も必要十分です。

自分が思い違いをしていたのが気温です。二本松は思っていたよりも寒いのです。信州の松本よりもちょっと寒いように思います。

10月初旬で気温は11度まで下がります。この部屋エアコン効き過ぎだろう…と思って操作盤を確認したらエアコンはオフになっていたりして、ちょっと驚きでした。もはや半袖不要です。

疲れたので早めに寝て、明日からの訓練に備えます。

良い仲間と、良い時間が過ごせ、ボツワナ派遣に向けた良い助走になる事を期待します。